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バングラディシュのガチョウ

 投稿者:福永  投稿日:2009年 9月 2日(水)23時27分22秒
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  07年11月のサイクロンで被害を受けたガンジス河口のガブラ島に行った。AANは地元NGO Ledarsの協力で池の水を浄化するPSF装置を5基作ったが、今年5月にふたたびサイクロンに襲われ、島を囲む堤防が決壊し、5基のうち4基が海水が入って浄化機能を失ってしまった。堤防はまだ修復されておらず満潮の度に島の大半が浸水してします。村人は高台に逃げるといっても海抜数メートルしかない島では、唯一の高台である川岸の堤防の上に仮設の小屋を作って避難している。学校もテントの仮設だった。首都から離れた国境近くの島には、サイクロンから3か月なのに何らの復興事業は手をつけられていない。

 写真は、海や湖や河のように見えるが、ここは島の内部だ。両サイドには水田があったのである。ガチョウがいるところは農道だ。堤防が決壊して入ってきた海水が引いていないので、海のようになってしまっている。少し高台となった農道が延々と湖と化した中を伸びているのだ。餌さ場を失ったガチョウたちは残された農道の脇の海草などを食べている。この背後には海藻を食べる山羊がいた。

 日本では、総選挙で自民党が大敗した。農村部でも大敗である。自民党時代なら災害があれば、まっ先に公共事業で復興事業が立ち上がり、建設会社が入札もなく仕事を請け負うのだが(民主政権はどうかな?)、この国ではなかなか公共工事を進めることはないようだ。一日も早く復興してほしいものだ。

 ある場所ではユニセフに委託された地元NGOのご婦人たちが壊れた堤防の修復作業を鍬一本で行っていた。四角に切った泥土を運ぶのは、バケツリレー方式の人の手である。私はその光景を見て、彼我の差に唖然とした。11月はサイクロン襲来の季節だ。このまままた大きなサイクロンが襲えば、ひ弱な堤防はさらに決壊してしまうだろう。

 民主党の新外務大臣にお願い!!日本のODAを真先にこの災害地に投入してほしい!

http://www.asia-arsenic.jp/jptop/

 
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