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全国合鴨フォーラム島根大会のお知らせ

 投稿者:福永  投稿日:2009年11月 1日(日)18時45分35秒
編集済
  全国合鴨水稲会より表記の案内が届きましたのでお知らせします。

締切は11月20日、先着200名様、経費振込者優先となります。

平成21年12月5日(土)〜6日(日)
吉賀町民柿木体育館
 島根県鹿足郡吉賀町柿木村柿木

問合せ先 〒699-5307 島根県鹿足郡吉賀町柿木村柿木500-1
     吉賀町役場産業課 担当 栩木(とちぎ)さん
     全国合鴨フォーラム島根大会事務局
     電  話:0856−79−2213
     ファクス:0856−79−2344

申込期限 21年11月20日(必着) 先着200名
主催 全国合鴨フォーラム島根大会実行委員会
共催 全国合鴨水稲会

日程、主な内容などの詳細案内書と申込書のファイルは、全国合鴨水稲会のHPにアップされています。アドレスは下記↓にあります。

合鴨フォーラムは、合鴨農法、農業技術のみならず、農業全般、村づくり、食の問題、後継者問題など多岐にわたって全国からの参加者が熱く語り合う大会です。写真は今年2月の秋田大会の様子です

http://carrot.memenet.or.jp/aigamo/

 

日本暴創院特快舌耕居士

 投稿者:福永  投稿日:2009年10月29日(木)21時59分45秒
  これは、ある還暦を迎えた男に与えられた戒名(快名?)である。しゃべりだしたら止まらないその男は、文学部教授でありながら、農村から、山村から、限界集落(この言葉は好かんです、なら大都会東京は、破綻市街だろう)と呼ばれる過疎地から、あるいは都会の消費者から、招かれてその自説を滔々としゃべるまくる。北海道から九州までその活動範囲は限りがない。研究室にいるよりもフィールドにいる時間が長い、現場主義の教授である。

 専門は、農村社会学だ。熊本大学には農学部がないが、この教授宛ての郵便物には「熊本大学農学部 徳野貞雄様」で届くらしい。

 その男の還暦を祝う会がこのほどあった。いわく、二八時間連続スピーチ、「還暦はバクハツだ!!」と題したイベントは、前日の13時から始まり、懇親会、夜なべ談義を経て、翌日は国際会議場に600名を集めた「食・農・ムラ」での独演口演が午前中、午後は、食、農、ムラで活躍する10名のパネリストを交えての意見交換が5時まで、ホント28時間まるマルの堅い時間だったけど、貴重な時間を過ごすことができた。

 農に関わる多くの旧知や同士にあえて収穫であった。

http://www.farca.coop/ime/pdf/0910_symposium_1024.pdf

 

小学校の稲刈り

 投稿者:福永  投稿日:2009年10月16日(金)21時34分59秒
  今日は地元の小学校の稲刈り。5年生の総合学習、いわゆる「ゆとり教育」の一環。田植え、合鴨放鳥、引き上げときた行事の最後。
夏休みも交替で子供たちが合鴨に餌をやって来たからだろうか、稲刈りの作業も積極的で昨年の5年生よりも作業が早かったとの話題が出た。

さすがに幼稚園生とはちがい、すいすいと鎌で切っていく。ただ、ベテラン百姓みたいに切って束ねるを一人でできず、束ねるのはボランティアのお母さんや教頭先生の指導で鎌を持たない子たちが行う分業作業となる。

こちらは約10日間稲架掛けにして28日に脱穀作業となる。もち米なので12月に餅つきをするらしい。これも楽しみだ。

http://www.minc.ne.jp/~jf6dfn/ootani.html

 

幼稚園の稲刈り

 投稿者:福永  投稿日:2009年10月16日(金)21時23分49秒
  幼稚園の稲刈り交流会を行なった。もう14年目の行事になる。

幼稚園の子供は、鎌で稲を切るのがなかなか難しい。両手で鎌を持って引いても切れない。それでも何回か引くうちに女の子でも成功する。たったこの一回かもしれないが、いつまでも稲刈りをしていたことを覚えていてほしいです。

脱穀の様子の見学。稲束をコンバインにお父さんたちが入れて、籾だけが選別されて出てくるのを見学。

http://www.minc.ne.jp/~jf6dfn/ootani.html

 

お久しぶりです

 投稿者:福永  投稿日:2009年10月13日(火)22時38分33秒
  河口さん、メールありがとうございます。
バングラディシュは今回が初めてでした。来年ミャンマーへも行かれるのですね、エヤワーディー河の河口ですか、私はいつも山岳地域に行って河口周辺は行ったことがありません。出来たら同行したいですね。
ところで、メールを頂いたのですが、河口さんのメールアドレスが記入されていないので、細かいことに回答が出来ません。次の送信の折にメールアドレスをお知らせください。
 

台風の恵み

 投稿者:福永  投稿日:2009年10月 7日(水)10時56分36秒
編集済
  台風が近づいて、畑の栗が落ちていたので昨日は拾って早速、圧力釜で湯がいて食べた。これがうまい。うちの栗は、千年の森の三原の叔父が発見した大山栗だ。(下の関連URLの新聞記事参照)
普通の栗の体積は4倍以上ある。食べ甲斐がある。これが、近づく台風の風で揺れて落ちていた。普通の栗より晩生だから、今頃がちょうど良い時期だ。
写真で見て分かるとおりにゴルフボールよりでかい!!私には甘くなくあっさりとした味で何個でも食べられる。ただ、3本しかないから販売までは出来ない。あくまでも自家用だ。

クリ拾いをしていると、写真のように先客がいて齧っていた。多分うさぎではないだろうか?この大山栗はウサギが巣にもって行くには大きすぎたために、その場でかじったものと思われる。途中で放棄したのは私が近づいたからだろうか、それとも不味かったかな。ほかにも空のイガがたくさんあったが、タヌキやアナグマが持ち去ったのではないだろうか。

ご近所さんにお裾分けした。今日は、台風情報を見ながら栗を食べることにしよう。

http://www.minc.ne.jp/~jf6dfn/mihara.html

 

台風が近づき、稲刈り出来ず

 投稿者:福永  投稿日:2009年10月 7日(水)10時46分36秒
  台風18号、コンパクトながら強い台風が鹿児島南方海上を北上しつつある。不幸中の幸いは直撃を避けられたことと、通り道が日向灘ということで、本土が台風の進路左側にあるということで、風が強くない(台風は反時計回りだから、進路右側は台風の風に進む速力が加わって風が強くなる)ので助かっている。ただ、秋雨前線とのダブルでここ4日ほどは雨で圃場がぬかるみ、稲も濡れてコンバインを入れられない状態、明日から親戚の稲刈りから自分の稲刈りを1週間かけてやるつもりだったが、果たして出来るかどうか、テレビの台風情報や空の色から目が離せない。どうやら明日は鹿児島は晴れそうだが、圃場が乾かないから大型のコンバインを入れられないかもしれない。 写真は数年前のコンバイン作業中。

http://6013.teacup.com/user24/bbs

 

水不足と旧暦

 投稿者:福永  投稿日:2009年 9月26日(土)22時05分2秒
編集済
  鹿児島は9月26日だというのに、日中は31度もあって真夏と同じ暑さで仕事がはかどりません。おまけに雨が降らずに、大変です。ついに田圃から引き揚げた合鴨君の遊び場にも水路の水が来なくなり、姪御たちが使っていたベビーバスでの飲み水供給になっています。
おかげで米は順調に黄色く色づいて、収穫日も早そうです。

夕方の散水を怠ると畑の野菜も芽を出さずに、播き直しています。春菊とほうれん草が発芽しませんでした。ダイコンはなんとか芽吹いてくれました。

水がないためか、柿も色づきが早そうです。写真は渋柿なのですが、もう熟れて来ました。いつもは10月末にもいで焼酎でアオして食べるのですが、、、。

それで調べてみたら今年は旧暦の閏七月があって、なんと恐怖の七月が二回あるのです。いつまでも暑いはずです。ちなみに今日9月26日は旧暦では、なんとまだ八月八日です。江戸時代ならまだ盆前です。暑いはずです。秋冬野菜の芽が出ないはずです。旧暦の八月からが秋ですから、10月になってからまた播種し直しましょう。

台湾では、七月は鬼月とよばれています、地獄の門が開き極楽に行けなかった亡霊がこの世に帰ってくるのです。鬼たちも一緒に門から出てくるので、台湾では七月は旅行や大きい買い物新規開店や新装オープンなどせずに、おとなしく家にいて、亡霊や鬼たちのために御馳走を捧げて気分を和らげて大暴れして世の中を乱さないように先祖にお参りなどをするのだそうです。亡霊や鬼たちは、この世に戻ってご馳走の歓待を受けることにより人間の心を取り戻し、早く極楽へ迎えるようにと、供え物をする月なのです。

その鬼月の七月が今年は二回もあるのですから、世の中大変です。民主党の大勝もそのせいかどうか。太陽暦の7月21日から9月21日までが七月と閏七月でした。

しかしもう閏七月も終わったのですから、雨を降らせてほしいものです。

http://6013.teacup.com/user24/bbs

 

彼岸花

 投稿者:福永  投稿日:2009年 9月22日(火)23時40分56秒
  秋分の日、9月23日は彼岸の中日でもあります。わが故郷では田圃の畔に彼岸花が咲き、稲穂は色づいて頭を垂れて来ました。まさに、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」であります。あと1~2週間で稲刈りの最盛期になります。

今日は、久しぶりに一眼レフカメラを取り出して、田圃の巡回の途上で彼岸花を撮りました。黄金色の稲穂と紅の彼岸花は写真の対象になります。こ花には黒色のアゲハ蝶が寄ってくるのですが、今日は来ませんでした。

今年も鹿児島は台風が来ずに、豊作のようですが、山間の棚田は水が枯れてしまって実が太らないと嘆いていました。私も畑に毎日川から水を汲み上げて散水しています。ダイコンやホウレンソウが悲鳴を上げています。 バングラディシュから帰国して20日余り、雨は夕立が一回降っただけです。 この分だと10月の稲刈り時期に雨が続くのではないだろうか。9月の長雨が無いのはあとの大雨が怖いです。

http://6013.teacup.com/user24/bbs

 

木村秋則さんの動画サイト

 投稿者:福永  投稿日:2009年 9月11日(金)23時12分34秒
編集済
   木村秋則さんが、自分の畑で話していることが You tube に動画がアップされていますので、御覧ください。
 1、2、2−1、2−2、3、とあるようです、素人の8mm撮影のようです。

http://www.youtube.com/watch?v=ZK5tjrH_UZ0
http://www.youtube.com/watch?v=b_MtwHBfwvA
http://www.youtube.com/watch?v=NkCzPMljeuA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=bADZiRGifqc&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=oPkHSU6yyaE&feature=related
 

リンゴが教えてくれたこと

 投稿者:福永  投稿日:2009年 9月11日(金)09時03分11秒
編集済
  昨夜は疲れて9時前には寝込んでしまい、今朝は3時に目が覚めた。知人から借りている本があったので、読み始めたら目から鱗がどんどん落ちて、眠気も吹っ飛び、ついに先ほどまでで新書判一冊読み終えてしまいました。

 そして私が今年野菜を植えることでやった、耕さない、肥料をやらない、草を抜かない、枯草や落ち葉でマルチをするが、間違っていなかったことも確認した。ただ、青草をやったのは間違いだった。下の写真は5月の野菜畑です。枯草を敷き、雑草をそのままにしている様子。

 ぜひ合鴨農家の方、野菜農家の方も必読です。一口でいえば、田畑で上を向いて歩いただけではダメ、葉や花だけを見ないで、土表面、土の中を見なさい、そして山とおなじ土を作りなさい、ということです。田圃は、トロトロになるまで代掻きしない、3反歩を30分で終わる感じで走り回る。私はその反対でした。。除草は、タイヤチェーンです。理由は本を読んでください

 目から鱗がいっぱい落ちたから、早速秋野菜の植え付けから実践しましょう。
「リンゴが教えてくれたこと」木村秋則著、日本経済新聞社新書です。

http://www.amazon.co.jpで検索すると数冊出てきます。早速「自然栽培ひとすじ」とNHKプロフェッショナルのDVDを注文してしまいました。

http://www.asia-arsenic.jp/jptop/

 

小学校の合鴨も引き上げ

 投稿者:福永  投稿日:2009年 9月10日(木)15時32分42秒
   小学校も先週末合鴨を引き上げた。4羽の合鴨は元気に育ちおかげで、草もなく虫の害もなく稲も立派に成長した。あとは10月の稲刈りを待つばかりだ。
 この日は、10名の子供たちに田んぼに入って貰って、端から合鴨を角に追い込んでもらった。角には、金網を設置して逃げないようにして、残りの生徒が網の外から受け取る役だ。横一列になり少しずつ歩いて合鴨を追い込んで後ろからみんなで捕まえた。一回で見事に4羽を捕獲、あとは私の休耕田で飼うことにし、来年春の産卵をまた孵化させることにした。
 最後にみんなでネットと杭を片づけてもらった。

http://www.asia-arsenic.jp/jptop/

 

フレーズいただきます

 投稿者:福永  投稿日:2009年 9月 5日(土)21時29分38秒
  「都市から農村へ利子をつけて人材を返さないと農の再生は難しい」
下津さん、このくだり大学の講義などでお借りします。その通りです。そのために何をするのか、そこは国家戦略です。農村農業への移動は、10年、20年単位の戦略が必要でしょう。地方分権では解決できない。所得補償、価格保障は現状維持には役立つでしょうが、新たなうねりを起こすには、下津さんがおっしゃるような大胆な政策が必要でしょう。
 そうしないと、足腰の弱い国づくりしかできずに、胃袋を他国に握られる国から脱却できない、国を守るなどというのはその先の話だと思います。

http://www.asia-arsenic.jp/jptop/

 

農村からの人材の収奪の逆流を

 投稿者:下津  投稿日:2009年 9月 5日(土)14時16分11秒
  私たちの世代は、実体験として農村からの人材の収奪が行われたことがわかる世代です。鹿児島駅に中学の同級生たちが集団就職列車で関東、京阪神などに行くのを見送りに行き、今生の別れのように出て行く同級生が泣いていたことが昨日のように思い出されます。このことが日本の産業構造の変化社会の発展(?付きですが)に結びついたことも事実ではあるのですが。

私の田舎は中山間地ですが、そのころ1学年50名教室で2クラスあった中学校が、今では1学年1桁です。専業農家は私の従兄弟が40半ばですが一番若いです。田は基盤整備したものの休耕田が半分以上です。結局集団就職で出て行った友人で、帰農した人はいません。

大悟さんが書いているように人の流れまで農に来るようにならないと、個別所得保障では先行きが見えないでしょう。ではどうするかですが、徹底して農を優遇する、たとえば基礎食料(米、麦、大豆等)用として耕作している土地の税を0にする(マンゴーなど奢侈果物は今までどおりでよい)、所得税も免除する、農家の(どこで線を引くかはありますが)子供手当ては手厚くする、農家として就労する人には農地の購入可能にする(この場合転売は30年間禁止する)くらいのことをしないと都会から農村への人の逆流は起きないでしょうね。

昔農村から都市に収奪した人材を、都市から農村へ利子を付けて人材を返さないと農の再生は難しいでしょうね。
 

構造真底改革

 投稿者:福永  投稿日:2009年 9月 4日(金)22時06分50秒
   おやっとさぁです。消費を拡大して経済を発展させるというのは、物余りの日本ではゴミを増やすだけでしょう。第一次産業の根本的な解決と労働人口の移動をしないと、国そのものが成り立たないでしょう。そのことにより、多分経済的には低迷するでしょうが、自分の国のことは自分で養うという、当り前のことが成り立ち、人口配分そのたバランスが取れる上に、少子化にも歯止めがかかる気がするのです。お金をかけてでも、第一次産業の復権を国策としてやることが必要でしょう。
 そのことが、環境問題、地域活性化、地方分権などに拍車がかかると思います。そして国を小さくして地方は地方で統治していくシステムが大事でしょうね。県庁の予算獲得の霞が関詣でなど止めさせたいです。

 もちろん、対米従属からの脱却、アジアでのパートナーとしての外交の構造改革も。

 しかし、この民主党に構造改革の多くは期待できない。OZAWA、HATOYAMAなどの旧自民党の顔ぶれがあっては。
 環境問題や海外援助などのNGO活動を経験している多くの若者達に私は期待しています。政権交代の次は、世代交代だと思います。40代が中心になる政権が誕生する時まで待たなくてはならないでしょうか。私の目の黒いうちは無理でしょうね。

http://www.asia-arsenic.jp/jptop/

 

アジア重視というのであれば

 投稿者:下津  投稿日:2009年 9月 4日(金)15時24分39秒
  大悟さん、Tell Me の方にも別件を書きました。民主党が友愛を謳い、アジア重視を謳うのであれば、内向きのばら撒きではなく、国際社会の中にある日本として友愛、アジア重視を実践してもらいたいですね。

アメリカ、中国、ロシアなどのように自国の利益(だけ)を中心にして、ダブルあるいはトリプルスタンダードを行うことなく、実直で、芯の通った外交を行ってもらいたいです。そういう意味では、ガブラに限らずイラワジデルタでの復興にも日本こそが手を差し伸べるべきだと思います。

ガソリンの暫定税率引き下げなどと言わずに、同額を温暖化対策税として、温暖化の影響で沈むであろう地域へのインフラ整備に当てるというようなことを考えても良いのですが。今の日本は当面内向き政策優先でしょうね。
 

バングラディシュのガチョウ

 投稿者:福永  投稿日:2009年 9月 2日(水)23時27分22秒
編集済
  07年11月のサイクロンで被害を受けたガンジス河口のガブラ島に行った。AANは地元NGO Ledarsの協力で池の水を浄化するPSF装置を5基作ったが、今年5月にふたたびサイクロンに襲われ、島を囲む堤防が決壊し、5基のうち4基が海水が入って浄化機能を失ってしまった。堤防はまだ修復されておらず満潮の度に島の大半が浸水してします。村人は高台に逃げるといっても海抜数メートルしかない島では、唯一の高台である川岸の堤防の上に仮設の小屋を作って避難している。学校もテントの仮設だった。首都から離れた国境近くの島には、サイクロンから3か月なのに何らの復興事業は手をつけられていない。

 写真は、海や湖や河のように見えるが、ここは島の内部だ。両サイドには水田があったのである。ガチョウがいるところは農道だ。堤防が決壊して入ってきた海水が引いていないので、海のようになってしまっている。少し高台となった農道が延々と湖と化した中を伸びているのだ。餌さ場を失ったガチョウたちは残された農道の脇の海草などを食べている。この背後には海藻を食べる山羊がいた。

 日本では、総選挙で自民党が大敗した。農村部でも大敗である。自民党時代なら災害があれば、まっ先に公共事業で復興事業が立ち上がり、建設会社が入札もなく仕事を請け負うのだが(民主政権はどうかな?)、この国ではなかなか公共工事を進めることはないようだ。一日も早く復興してほしいものだ。

 ある場所ではユニセフに委託された地元NGOのご婦人たちが壊れた堤防の修復作業を鍬一本で行っていた。四角に切った泥土を運ぶのは、バケツリレー方式の人の手である。私はその光景を見て、彼我の差に唖然とした。11月はサイクロン襲来の季節だ。このまままた大きなサイクロンが襲えば、ひ弱な堤防はさらに決壊してしまうだろう。

 民主党の新外務大臣にお願い!!日本のODAを真先にこの災害地に投入してほしい!

http://www.asia-arsenic.jp/jptop/

 

堆肥づくりが村を救う

 投稿者:福永  投稿日:2009年 8月29日(土)21時51分25秒
  今回は、アジアヒ素ネットワークのヒ素汚染対策の現場を訪ねるスタディツアーだった。参加した理由は、バングラディシュがミャンマーの隣であること、他のNGOの活動を知ること、ヒ素汚染対策の現場を知ること、そしてバングラの農村を見たいということ、とりわけ堆肥づくりや有機農業がどのようになっているかを知ることだった。
 有機農業のうちのひとつは、宿泊したダッカのホテルにあったパンフレットにあった「Nayakrishi andolon」である。実態は良く分からないが英語のWebsiteで大体のところは、有畜複合、化学物質不使用、農業と水利の融合、地下水不使用などを理念とするバングラ特有の農業体系を進めている物らしいが、もう少し読み込みたいと思う。

 もう一つは、今回訪問したマズディア村で行われていた堆肥づくりである。ここでは、まずバナナの茎を大まかに切ったものを敷き、その上に水の国にたくさんあるホテイアオイを載せ、道端の草を、稲藁、木灰をまき、最後に牛の糞を載せる。これを2回繰り返して最後の牛の糞で密閉して行き、最後はビニールで覆って雨を防ぐというものだ。これを21日目に切り返し、再び寝かせて41日間で完成させるとのことだ。ここでは発酵菌は稲藁についている納豆菌なのだ。米ぬかは使われていなかった。木灰も重要だ。

 ここで一番大切なことは、「材料が全部タダ」であることだ。村人がいつでも手に入れられる家の周りにある材料である。化学肥料は金がかかるからその差は歴然。村人の生活も潤うことになる。

 このたい肥を使うことで、野菜が元気に育ち、収量も格段に上がったということで、パイロット農家が始めてから2年、今では周辺農村まで広がり60数戸が実践するまでになったいうことである。村の中を歩くと各農家の軒先に堆肥を積み重ねたものがあった。実際に使っている畑を見たが、元気なナスやツルムラサキや豆が育っていた。

 ここで私が一番聞きたかったことは「米ヌカ」の利用方法である。隣のミャンマーでは豚のえさとして高価で売られているので、なかなか堆肥づくりには利用されていないという実態があるが、バングラディシュはイスラム教徒が多い国で豚が飼われていないので、どうかなと思ったが、第一に人間が食べるために売られる、第二に家畜の餌に売られるとのことだった。そして次に堆肥づくりに良く使われる籾殻は、燃料として売られるとのことだった。

 米ぬかもまだ大事な食糧として扱われているのだ。堆肥の発酵菌としては高価で手が出ない。さらに、牛の糞にしても、乾燥して燃料として使われるし、土と混ぜて家の壁に塗られるなど、肥料以外の活用もあるので、なかなか田畑には入れられない。さらに、前回の書き込みのように、山羊やガチョウ、アヒル、鶏も放し飼いなので、その糞を肥料としてはなかなか集めにくい状況にある。その中でのこの堆肥作りは作物作りにとても有効である。

 AAN(アジアヒ素ネットワーク、Asia Arsenic Network)が堆肥づくりを奨励したのは、ヒ素に冒された体からヒ素を抜くためには、水を浄化するだけでなく、有機無農薬の野菜という栄養のある物を食べて体力を付けることに役立つからだ。

 私は土着菌堆肥を作っているから、その技術を伝えられたらと思ったが、現地を見てそれが無理だとわかった。この地は山がないし、森がない。土着菌はなかなか難しい。低湿地だから雨季の間は菌も育ちにくい。乾季にはある程度とれるだろうが、それはまたその季節に来てみないと判断できない。

 でも、この堆肥作りはこの地方にはぴったりだと思う。たぶん、農家は何回も作っているうちに創意工夫で新しいアイデアで自分の作付に適した堆肥を作っていくようになると思う。それこそが百姓の魂だと思う。彼の地の農家に負けないよう、私も良い米作りに野菜作りに励まなくては。

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街の道で寝そべる山羊

 投稿者:福永  投稿日:2009年 8月29日(土)00時44分44秒
  ガンジス河の河口にあるガブラ島への渡しがあるムシゴンジの宿泊所前の道の朝の風景です。活動しだす前の街ですが、このような風景は至る所にあります。ガチョウやアヒルや山羊がわがもの顔?にうろついているバングラディシュの普通の農村風景です。

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アヒルとガチョウを連れ帰る農婦

 投稿者:福永  投稿日:2009年 8月29日(土)00時28分0秒
  ある村の夕方5時ごろに交流会を終わって車へ帰る途中であった農婦です。
バングラディシュはイスラム教徒が9割前後の国ですから、豚を食べる習慣がありません。ミャンマーなどで広く換金や食糧目的で飼っている豚は、人間の残飯などで簡単で手頃に育てられる豚が村にいません。
その代りに飼われていたのが、ガチョウと山羊です。村にも農村地帯の街にもあふれていました。幹線を猛スピードで走る車も寝そべる山羊やうろうろしているガチョウを避けるためにスピードを落とすほどです。

私は、この農婦が棒一本で二種のアヒルとガチョウを操るのを見ていて感心しました。家まで付いて行けなかったのが残念です。

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